診療内容等(放射線科) MRI

放射線の被ばくのない検査です

 当院のMRI装置は平成29年1月に機器の更新を行い最新機器が稼働しています。
この装置では、旧装置と比べ、磁場の安定性が向上しているため画像が高画質になり、より微細な病変を描出できるようになりました。
そのほか、全体的にコンパクトになり、内径が大きくなったことから圧迫感が減り閉所恐怖症の方でも、検査を受けやすくなりました。

頭部MR画像(急性期脳梗塞)
腹部MR画像

 MR装置では造影剤を使用しないで頭部血管などを撮影することが可能です。そのためCTで用いる造影剤にアレルギーがある方でも検査を行うことができます。
 造影剤を用いた検査では、頭部をはじめ、体幹部、四肢、乳房といった全身の検査が可能です。

頭部血管MR画像
腹部総胆管 画像
乳房造影後

 そのほか検査等で気になることがありましたら、主治医または放射線技師へお気軽にご相談ください。

検査の注意事項

◎下記に該当される方は検査できない場合がありますので、主治医、歯科医師、MR検査室スタッフにご確認ください

  • 人工内耳・人工中耳の方
  • 脳動脈クリップなど体内クリップ手術をされてた方
  • 歯科矯正もしくはインプラントを装着されている方
  • 体内金属(人工関節・骨頭、金属プレート)のある方
  • 妊娠されている方もしくは妊娠されている可能性のある方
  • 入れ墨・アートメイクをされている方
  • 閉所恐怖症の方

MR装置は機器の特性上、非常に大きな音(工事現場のような音)が発生します。また、検査中は体の動きがあるときれいな画像を作ることができません。そのため検査前に体が動かないように固定させていただくことがありますのであらかじめご了承ください。