重要なお知らせ
診療科別外来診療予定
病院情報の公表(DPC) H30
平成30年度 山形県立河北病院 病院指標
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 12 | - | - | - | 15 | 10 | 1 | 8.7 |
大腸癌 | - | - | 11 | - | 13 | 31 | 1 | 8.7 |
乳癌 | - | 11 | - | 12 | - | - | 1 | 8.7 |
肺癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約約
※患者数が「10未満」のものは「‐(ハイフン)」で表示されます。 患者数には、当院での手術、内視鏡的治療、化学療法での入院(複数回)に加え他医療機関で手術後に当院に転院された方も集計しております。 胃がんでステージⅠが多いのは、早期がんで内視鏡的粘膜切除あるいは粘膜下層剥離術で治療された方が多い為と考えられます。ステージⅢ・Ⅳの患者さんの場合、手術治療または、化学療法目的で入院されます。 当院には、化学療法認定看護師、化学療法認定薬剤師が在籍しており、医師と多職種が連携したチーム医療を実践しています。 また、緩和ケア病棟も有しており、手術治療から緩和ケア、在宅診療まで患者さんやご家族の希望にも考慮した様々な診療を受けていただく事ができます。 |
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | - | - | - |
中等症 | 47 | 20.62 | 78.06 |
重症 | 34 | 20.74 | 85.53 |
超重症 | 21 | 32.57 | 90.14 |
不明 | - | - | - |
※患者数が「10未満」のものは「‐(ハイフン)」で表示されます。 市中肺炎とは、病院以外で日常生活を送る中で罹患した肺炎のことです。 重症度は「年齢(男性70歳以上・女性75歳以上)」・「脱水の状態」・「経皮的動脈血酸素飽和度(心臓から全身に運ばれる血液内に含まれる酸素の量)」・「意識障害の有無」・「収縮期血圧」の5項目にて判断され、該当項目が多いほど重症となります。 重症度別では中等症が42.73%と約半数を占めており、次に重症30.91%、超重症19.09%となっております。平均年齢が上がる毎に重症度も高くなり、また、重症度が高くなることで治療にかかった平均在院日数も長くなる傾向にあります。 |
ICD10 | 傷病名 | 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|---|---|
I63$ | 脳梗塞 | 3日以内 | 24 | 42.42 | 83.46 | 10.34% |
その他 | - | - | - | - |
※患者数が「10未満」のものは「‐(ハイフン)」で表示されます。 脳梗塞の入院は、発症されてから3日以内に入院される方がほとんどで82.76%を占めております。状態に合わせて一般病棟から地域包括ケア病棟へ転棟し、リハビリテーションを中心に継続した入院診療を受けていただくことができます。 また、山形大学医学部附属病院や山形県立中央病院と協力体制をとっていることから、重症の場合は転院し、急性期治療後に再度受け入れ、患者さんの在宅復帰を支援させていただきます。 |
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) | 208 | 0.04 | 1.01 | 0.00% | 68.71 | - |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) | 21 | 1.00 | 8.10 | 0.00% | 72.48 | - |
K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル以上) | 20 | 0.15 | 1.40 | 0.00% | 66.15 | - |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 16 | 6.56 | 15.94 | 18.75% | 86.50 | - |
K6851 | 内視鏡的胆道結石除去術(胆道砕石術を伴うもの) | - | - | - | - | - | - |
内科には、消化器内科の専門医が在籍し、一番多い症例が内視鏡的大腸ポリープ切除術となっております。大腸ポリープの内視鏡治療は、最短で1泊2日と短期間での入院治療が可能です。胆管結石などによる狭窄、閉塞に対しての内視鏡治療として内視鏡的胆道ステント留置術、内視鏡的胆道結石除去術も多く行っております。 |
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6335 | ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) | 23 | 1.70 | 4.70 | 0.00% | 68.87 | - |
K7432 | 痔核手術(脱肛を含む。)(硬化療法(四段階注射法によるもの)) | 19 | 1.00 | 1.21 | 0.00% | 66.68 | - |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 17 | 1.06 | 4.53 | 0.00% | 62.12 | - |
K7435 | 痔核手術(脱肛を含む。)(根治手術(硬化療法(四段階注射法によるもの)を伴うもの)) | 10 | 1.00 | 2.90 | 0.00% | 69.50 | - |
K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) | - | - | - | - | - | - |
外科において、一番多く実施している手術は鼠径ヘルニアとなっております。2位の痔核手術「四段階注射法(ALTA療法)」ですが、これは切除せずに注射で行います。この治療には大腸肛門領域に精通した専門の資格が必要であり、当院は治療認定施設となっております。 また、消化器外科を専門とする医師が在籍おり、腹腔鏡下胆嚢摘出術を多く行っております。症例検討会で内科医師・放射線科医師を交え、手術の適応、術式、問題点などを検討し手術を行っております。 |
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) 等 | 42 | 1.40 | 52.12 | 7.41% | 79.76 | - |
K0462 | 骨折観血的手術(下腿) 等 | 24 | 0.83 | 28.71 | 0.00% | 64.25 | - |
K0463 | 骨折観血的手術(足) 等 | 11 | 1.27 | 23.09 | 0.00% | 69.27 | - |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(下腿) 等 | 10 | 0.60 | 3.20 | 0.00% | 64.60 | - |
K093 | 手根管開放手術 | - | - | - | - | - | - |
整形外科の手術は主に外傷に対しての手術になります。術前検査を迅速に行うことで、入院後早期に手術を行っています。1位の骨折観血的手術(大腿)は平均年齢も高く、多くは転倒が原因です。その他の手術も骨折に関連した術式が多い傾向にあります。 手術後は、地域包括ケア病棟へ転棟し、十分なリハビリテーションを行い、機能回復を目指した診療を行っております。 |
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) | 22 | 1.00 | 5.50 | 0.00% | 78.82 | - |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | - | - | - | - | - | - |
K830 | 精巣摘出術 | - | - | - | - | - | - |
K775 | 経皮的腎(腎盂)瘻造設術 | - | - | - | - | - | - |
K8411 | 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用のもの) | - | - | - | - | - | - |
※患者数が「10未満」のものは「‐(ハイフン)」で表示されます。 泌尿器科おいては、膀胱がんの手術が多く、次いで経尿道的尿管ステント留置術、精巣摘出術の順となっております。膀胱がんについては、膀胱温存に努めています。精巣摘出術は前立腺癌の治療によるものです。 進行度によっては、山形県立中央病院や山形大学医学部附属病院と連携して治療にあたっております。 |
産婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用 パス |
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K867 | 子宮頸部(腟部)切除術 | - | - | - | - | - | - |
K9091ロ | 流産手術(妊娠11週までの場合)(その他のもの) | - | - | - | - | - | - |
K8721 | 子宮筋腫摘出(核出)術(腹式) | - | - | - | - | - | - |
K8881 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹によるもの) | - | - | - | - | - | - |
K877 | 子宮全摘術 | - | - | - | - | - | - |
※患者数が「10未満」のものは「‐(ハイフン)」で表示されます。 産婦人科では、子宮頸部(膣部)切除術および流産手術が最も多い術式となっております。次いで子宮筋腫等に対しての摘出、子宮全摘術と続きます。 いずれも入院前に十分な検査、処置を行い手術を施行しております。 |
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
ファイルをダウンロードDPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
※患者数が「10未満」のものは「‐(ハイフン)」で表示されます。 当院における合併症の発生件数は、いずれも10件未満で、発生率も大変低い値となっております。 入院前検査、術前検査を可能な限り行い、患者さん・ご家族へ治療や合併症の可能性など説明を行った上、細心の注意をはらって治療にあたっておりますが、患者さんの状態よって、まれに合併症が生じてしまう事があります。様々な原因で全身状態が悪化した、DIC(播種性血管内凝固症候群)や敗血症を続発的に発症する方もおりますが、迅速な検査、治療で対応しております。 また、医師の指示の下、感染対策や医療安全について専門の看護師を中心に対応し患者さんをサポートさせていただきます。 |
更新履歴
(DPC/PDPS :Diagnosis Procedure Combination / Per-Diem Payment System)
集計条件等について
年齢階級別退院患者数
ファイルをダウンロード本調査の対象となる平成30年度の退院患者数1,899名です。年齢階級でみると80歳代、次いで70歳代の患者さんが多く、70歳以上の割合は62.82%となっております。平均年齢は72.03歳、中央値は75.00歳です。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
ファイルをダウンロード在院日数
(自院)
在院日数
(全国)
年齢
パス
また、一般病棟にて治療後、病状の落ち着いた患者様は、地域包括ケア病棟へ転棟していただくことができます。地域包括ケア病棟ではリハビリを中心に在宅復帰に向けた入院診療に積極的に取り組んでおります。
外科
在院日数
(自院)
在院日数
(全国)
年齢
パス
また、各認定医による専門外来として、肛門及び乳腺の診療を行っております。
整形外科
在院日数
(自院)
在院日数
(全国)
年齢
パス
泌尿器科
在院日数
(自院)
在院日数
(全国)
年齢
パス
当院の泌尿器科には、前立腺がんや膀胱がんの患者さんが多く入院されております。1位は、前立腺がんの検査を行うための検査入院で、1泊2日の短期入院で行っております。尿路感染症の患者さんも多く入院されていますが、いずれも在院日数は短い期間で退院されています。
また、人工透析室を10床有しており、治療が必要な場合は外来患者さんに限らず入院患者さんも透析をお受けいただくことができます。医師、看護師、臨床工学技師が連携し、徹底した管理を行っております。
産婦人科
在院日数
(自院)
在院日数
(全国)
パス
当院の産婦人科では、子宮筋腫などの子宮の良性腫瘍、卵巣の良性腫瘍に対しての手術が多く行われております。次いで流産、子宮内膜症などの治療が行われています。分娩は休止中ですが、体外受精・顕微授精を含めた不妊症治療も可能であり、専門的な診療も行っております。