重要なお知らせ
診療科別外来診療予定
病院情報の公表(DPC) R1
令和1年度 山形県立河北病院 病院指標
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 11 | - | - | - | - | 15 | 1 | 8 |
大腸癌 | - | - | 18 | - | - | 26 | 1 | 8 |
乳癌 | - | 13 | - | 13 | - | - | 1 | 8.7 |
肺癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約約
※患者数が「10未満」のものは「‐(ハイフン)」で表示されます。 患者数には、当院での手術、内視鏡的治療、化学療法での入院(複数回)に加え、他医療機関で手術後に当院に転院され療養を継続されている方も集計されております。胃がんでステージⅠが多いのは、早期がんで内視鏡的粘膜切除あるいは粘膜下層剥離術で治療された方が多い為と考えられます。ステージⅢ・Ⅳの患者さんの場合、手術治療または、化学療法目的で入院されています。 当院には、化学療法認定看護師、化学療法認定薬剤師が在籍しており、医師と多職種が連携し、チーム医療を実践しています。 また、設備の整った緩和ケア病棟も有しており、手術治療から緩和ケア、在宅診療まで患者さんやご家族の希望も考慮した様々な診療を受けていただく事ができます。 |
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | - | - | - |
中等症 | 41 | 19.17 | 83.22 |
重症 | 24 | 39.92 | 84.04 |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
※患者数が「10未満」のものは「‐(ハイフン)」で表示されます。 市中肺炎とは、病院以外で日常生活を送る中で罹患した肺炎のことです。 重症度は、患者さんの「年齢(男性70歳以上、女性75歳以上)」・「腎臓の働きや脱水の状態」・「経皮的動脈血酸素飽和度(心臓から全身に運ばれる血液内に含まれる酸素の量)や肺で酸素を作る働き」・「肺炎に由来する意識障害の有無」・「収縮期血圧」・「がんや免疫不全の状態」・「胸部レントゲン撮影」の結果の値から判別され、該当する項目が多いほど重症と判断されます。 重症度別では、中等症が54.67%と半数以上を占め、次に重症32.00%、超重症9.33%となっております。平均年齢が上がると重症度も高くなり、重症度が高くなることで治療に要する入院期間も長くなる傾向にあります。 |
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 10 | 37.00 | 83.80 | 7.69% |
その他 | - | - | - | - |
※患者数が「10未満」のものは「‐(ハイフン)」で表示されます。 脳梗塞の入院は、発症されてから3日以内に入院される方がほとんどで76.92%を占めております。当院では、患者さんの病状に合わせて急性期病棟から地域包括ケア病棟へ転棟し、リハビリテーションを中心に継続した入院診療を受けていただくことができます。 また、山形大学医学部附属病院や山形県立中央病院と協力体制をとっていることから、重症の場合は三次救急医療機関へ転院し、急性期治療を受けた後に再度、当院で入院療養していいただくこともできます。医師・看護師・地域医療支援部が患者さんの在宅復帰まで支援させていただきます。 |
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前 日数 |
平均 術後 日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) | 199 | 0.01 | 1.02 | 0.00% | 67.81 | - |
K6851 | 内視鏡的胆道結石除去術(胆道砕石術を伴うもの) | 16 | 3.69 | 7.06 | 6.25% | 75.25 | - |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) | 13 | 1.00 | 9.62 | 0.00% | 76.92 | - |
K722 | 小腸結腸内視鏡的止血術 | 11 | 4.64 | 7.09 | 0.00% | 64.27 | - |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | - | - | - | - | - | - |
※患者数が「10未満」のものは「‐(ハイフン)」で表示されます。 内科には、消化器内科の専門医が在籍し、一番多い症例が内視鏡的大腸ポリープ切除術となっております。大腸ポリープの内視鏡治療は、最短で1泊2日と短期間での入院治療が可能です。胃の内視鏡的治療の他にも、胆管結石などによる狭窄、閉塞に対して内視鏡的胆道結石除去術や内視鏡的胆道ステント留置術も多く行っております。 |
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前 日数 |
平均 術後 日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7432 | 痔核手術(脱肛を含む。)(硬化療法(四段階注射法によるもの) | 22 | 1.00 | 1.05 | 0.00% | 68.32 | - |
K7435 | 痔核手術(脱肛を含む。)(根治手術(硬化療法(四段階注射法によるもの)を伴うもの)) | 13 | 1.00 | 3.08 | 0.00% | 64.85 | - |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | - | - | - | - | - | - |
K7193 | 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 等 | - | - | - | - | - | - |
K6335 | ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) | - | - | - | - | - | - |
※患者数が「10未満」のものは「‐(ハイフン)」で表示されます。 上記の表は、急性期病棟へ入院された患者さんのみ集計条件されており、患者数に表すことはできませんが、当院の外科では、鼠径ヘルニアの患者さんを最も多く治療しております。5位(7件)に加え、地域包括ケア病棟にて入院した患者さんの64名が鼠経ヘルニア手術で入院治療されております。 令和元年度の外科では、上位の痔核手術「四段階注射法(ALTA療法)」ですが、これは切除せずに注射で行う手術です。この治療には大腸肛門領域に精通した専門の資格が必要であり、当院は治療認定施設となっております。 また、消化器外科を専門とする医師が在籍しており、腹腔鏡下胆嚢摘出術や大腸がんの切除術も多く行っております。事前に症例検討会で内科医師・放射線科医師を交え、手術の適応、術式、問題点などを討論して手術に臨んでおります。 |
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前 日数 |
平均 術後 日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) 等 | 37 | 1.51 | 44.76 | 8.11% | 84.57 | - |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕) 等 | 22 | 0.36 | 8.68 | 0.00% | 64.00 | - |
K093 | 手根管開放手術 | 15 | 0.00 | 2.00 | 0.00% | 64.33 | - |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(下腿) 等 | 14 | 0.64 | 6.36 | 0.00% | 54.07 | - |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 12 | 2.08 | 50.08 | 16.67% | 78.42 | - |
※患者数が「10未満」のものは「‐(ハイフン)」で表示されます。 整形外科の手術は、骨折などのけがに対する手術と、人工膝関節や手根管開放術などの予定手術を行っています。けがをした後に速やかに手術が行えるように、手術前の採血検査・画像検査や心電図検査を行っております。 手術後は、地域包括ケア病棟へ転棟し、十分なリハビリテーションを行いながら、機能回復を目指した診療を行っております。 |
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前 日数 |
平均 術後 日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) | 13 | 1.00 | 6.31 | 0.00% | 80.54 | - |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | - | - | - | - | - | - |
K830 | 精巣摘出術 | - | - | - | - | - | - |
K8411 | 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用のもの) | - | - | - | - | - | - |
K797 | 膀胱内凝血除去術 | - | - | - | - | - | - |
※患者数が「10未満」のものは「‐(ハイフン)」で表示されます。 当院の泌尿器科では、早期の膀胱がんに対する経尿道的治療が多く、次いで経尿道的ステント留置術、前立腺癌に対する内分泌治療として行う精巣摘出術の順となっております。がんの進行度や患者さんの併存疾患に応じて、山形大学医学部附属病院、山形県立中央病院や山形市立病院 済生館と連携して治療にあたっております。 |
産婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前 日数 |
平均 術後 日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K867 | 子宮頸部(腟部)切除術 | - | - | - | - | - | - |
K877 | 子宮全摘術 | - | - | - | - | - | - |
K8881 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹によるもの) | - | - | - | - | - | - |
K8721 | 子宮筋腫摘出(核出)術(腹式) | - | - | - | - | - | - |
K9091ロ | 流産手術(妊娠11週までの場合)(その他のもの) | - | - | - | - | - | - |
※患者数が「10未満」のものは「‐(ハイフン)」で表示されます。 産婦人科では、子宮異形成に対しての子宮頸部(膣部)切除術や子宮筋腫、卵巣腫瘍に対する子宮全摘術、子宮附属器(卵巣・卵管)の手術が上位を占めています。流産手術などの手術治療も行っております。いずれも入院前に十分な検査、処置を行い手術を施行しております。 |
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
ファイルをダウンロードDPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | ||
異なる | ||||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
※症例数が「10未満」のものは「‐(ハイフン)」で表示されます。 当院における合併症の発生件数は、いずれも10件未満で、発生率も大変低い値となっております。 入院前検査、術前検査を可能な限り行い、患者さん・ご家族へ治療や合併症の可能性など説明を行った上、細心の注意をはらって治療にあたっておりますが、患者さんの状態や挿入したカテーテル等によって、まれに感染症などの合併症が生じてしまう事があります。 様々な原因で全身状態が悪化するDIC(播種性血管内凝固症候群)や敗血症を続発的に発症する方もおりますが、迅速な検査や治療で対応しております。 また、医師の指示の下、感染管理認定看護師や医療安全専門の看護師を中心に、病院全体で患者さんをサポートさせていただきます。 |
更新履歴
(DPC/PDPS :Diagnosis Procedure Combination / Per-Diem Payment System)
集計条件等について
年齢階級別退院患者数
ファイルをダウンロード当院は、山形県内でも特に高齢化の進む西村山地区に位置し、急性期病棟(96床)、地域包括ケア病棟(40床)、緩和ケア病棟(20床)を有する地域密着型の二次救急医療機関です。 (令和元年度時点)
本調査の対象となる平成31年度(令和元年度)の退院患者数は、1,620名です。
年齢階級でみると80歳台、次いで70歳台の患者さんが多く、70歳以上の割合は67.40%となります。平均年齢は72.92歳、中央値は76.00歳です。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
ファイルをダウンロード在院日数
(自院)
在院日数
(全国)
年齢
パス
また、急性期病棟にて治療後、病状の落ち着いた患者様は、地域包括ケア病棟へ転棟していただくことができます。地域包括ケア病棟では、リハビリを中心に在宅復帰に向けた入院診療に積極的に取り組んでおります。
外科
在院日数
(自院)
在院日数
(全国)
年齢
パス
整形外科
在院日数
(自院)
在院日数
(全国)
年齢
パス
特に、手術後の患者さんについては地域包括ケア病棟に転棟し、リハビリテーションまで一貫した治療を行います。早期退院、在宅復帰を目指して、多職種が一丸となって入院診療に取り組んでおります。
泌尿器科
在院日数
(自院)
在院日数
(全国)
年齢
パス
当院の泌尿器科では、前立腺がんや膀胱がんの患者さんが多く入院されております。前立腺がんの組織検査を行うための検査入院が最も多く、ほとんどが1泊2日の短期入院で行っております。次いで、尿路感染症の患者さんの入院治療件数も多いですが、全国平均と同じ位の在院日数で退院されています。
また、当院には、人工透析室を10床有しております。外来透析のみならず、透析患者さんが何らかの入院治療が必要な場合には、入院中の維持透析を行っております。
産婦人科
在院日数
(自院)
在院日数
(全国)
パス
当院の産婦人科では、初期の子宮頸がん、子宮筋腫などの子宮の良性腫瘍、卵巣の良性腫瘍に対しての手術が行われております。次いで流産、子宮内膜症などの治療が行われています。分娩は休止中ですが、排卵誘発・人工受精などの不妊症治療も可能であります。悪性腫瘍の早期診断、早期治療に重点をおき、他にも子宮下垂の治療、性交痛、骨粗鬆症、高脂血症などの中高年女性の健康管理にも対応しております。